8月15日に戦争は終わっていませんでした

【連続投稿147日目】

 

昨日は終戦記念日。黙祷をささげて、平和な世の中に感謝した方も多いのではないでしょうか。

実際には8月15日で戦争がすべて終わったわけではありません。8月15日はあくまでも玉音放送で戦争終結が全国民に知らされた日です。

ちなみに、8月10日にはポツダム宣言を正式受託する旨を連合国に伝えており、海外では15日よりも前に日本の降伏情報が広がっていたようです。

9月2日に東京湾内のアメリカ軍艦ミズーリ号で降伏文書に調印し、太平洋戦争が終結しました。

 

その間、北方4島に上陸したソ連軍との戦闘などが発生していました。

それでも、8月15日が特別な日であることには変わりありません。

 

 

8月15日に考える 先の大戦から学ぶこと

【連続投稿146日目】

 

終戦記念日ですね。本日紹介する、戦争に関する本は以下です。

 

1.「昭和16年夏の敗戦」 猪瀬直樹

https://www.amazon.co.jp/昭和16年夏の敗戦-中公文庫-猪瀬-直樹/dp/4122053307

 

1941年4月に入所した総力戦研究所第一期生。官僚27名、民間人8名で構成されていました。年齢はほぼ全員30代半ば。働き盛りの精鋭が各省庁、民間企業の情報を持ち寄り7月から8月にかけて日米開戦の図上演習を行います。結論は「日本必敗」(実際には日本ではなく「青国」と称していました)。実際の経緯もほぼ図上演習通りに進んだといわれています。

 

2.「失敗の本質」 戸部良一 他

https://www.amazon.co.jp/失敗の本質―日本軍の組織論的研究-中公文庫-戸部-良一/dp/4122018331

 

こちらは、組織論としてあまりにも有名なので説明不要でしょう。

 

3.「それでも、日本人は戦争を選んだ」 加藤陽子

https://www.amazon.co.jp/それでも、日本人は「戦争」を選んだ-新潮文庫-加藤-陽子/dp/4101204969/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AF&qid=1565830564&s=books&sr=1-1

 

東大文学部教授の加藤陽子氏が、中高生を相手になぜ日本は戦争をしたのか、を質疑応答形式でまとめたものです。

 

今回この3冊を選んだ理由。それは、戦争の悲惨さを知るだけでは、本当に戦争を知ったことにはならないと考えているからです。

アメリカの経営学者、故ピーター・ドラッカーは「未来を予測することはできないが、すでに起こった未来の断片は見つかる」と言ってます。また、ドイツの初代宰相ビスマルクは「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」と示してくれています。

 

人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」とユリウス・カエサルは著書「ガリア戦記」で述べています。古代から変わらない人間の性(さが)において、多くの人が見たくない現実を勇気をもって見るために、歴史としっかりと向き合うことが求められているのだと思っています。

8月14日 戦争に関する本の紹介

【連続投稿145日目】

 

本日紹介する戦争に関する本は、以下です。

 

1.「指揮官たちの特攻」 城山三郎

 

https://www.amazon.co.jp/指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく-新潮文庫-城山-三郎/dp/410113328X

 

神風特別攻撃隊第一号に選ばれ、レイテ沖に散った関行雄大尉。敗戦を知らされないまま、玉音放送後に特攻隊員として沖縄へ飛び立った中津留達雄大尉。海軍兵学校同期生の二人を軸に特攻隊員の切なさを描いています。お二人とも23歳での、本望ではない死でした。

 

2.「雲の墓標」阿川弘之

https://www.amazon.co.jp/雲の墓標-新潮文庫-阿川-弘之/dp/4101110026

 

こちらも特攻の話です。特攻学徒兵の日記の形をとり、志半ばに海に、空に散っていった無念さを描いています。

 

特攻に関する本は涙なしでは読めません。若い犠牲の上に今の平和があると思うと畏敬の念に堪えません。

 

 

8月13日 戦争を忘れないための本

【連続投稿144日目】

 

本日紹介する戦争関連本は、以下の2冊です。

 

1.「ミッドウェイ」 森村誠一

https://www.amazon.co.jp/ミッドウェイ-講談社文庫-森村-誠一/dp/4062778734

1942年6月、ミッドウェイ沖で行われた海戦。同島攻略を目指す日本軍を、アメリカ軍が迎え撃つ形で発生。航空戦の結果、日本軍は投入した空母4隻、搭載機約290機を一気に失う大損害を被り、太平洋戦争の分岐点とも言われる戦いです。

この本は、日米二人の青年、その二人が愛を寄せる女性の視点からミッドウェイを描いています。終戦後ミッドウェイで亡くなった主人公の一人を愛する女性のもとに、その戦友が遺品を届けに行きます。その遺品を見た女性に「平和の回復によって新しいものは作り出せる。だが平和も失われた者をよみがえらすことはできない。」と語らせています。

 

2.「野火」大岡昇平

https://www.amazon.co.jp/野火-のび-新潮文庫-大岡昇平/dp/4101065039/ref=sr_1_1__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%87%8E%E7%81%AB&qid=1565671772&s=books&sr=1-1

ご自身の従軍経験をもとにして書かれています。太平洋戦争末期の1944年頃、敗北が決定的となったフィリピン戦線。結核に冒された主人公が部隊から追放されて、原野をさまよう様子を描いています。極度の飢えに襲われた状態で、人がどのような行動を取るのか、眼をそむけずに正対して読み切った記憶があります。

戦争の記憶を風化させないために、自分にできること

【連続投稿143日目】

 

あと3日で終戦から74年。我々の両親世代が生まれてから古希を迎え喜寿に差し掛かろうとしている年数が過ぎたわけです。

私が子供のころは戦争の記憶がまだまだ色濃く残っており、8月に入ると連日戦争関連のテレビ番組が放映されていました。残留孤児対面番組なども子供ながらに見た記憶があります。夏休みに帰省すると、祖父祖母からは戦争体験の話を毎年聞かされていました。

最近はめっきりとその機会が減りました。テレビ番組でも追悼式典に加えて戦争関連の映画の再放送、スペシャルドラマが数本ある程度でしょう。年数が経って風化していくのはやむを得ないかもしれませんが、それでも日本人として「忘れない」ことは大切だと思います。

そのために、自分に何ができるか。ということで明日からの3日間は戦争に関する本を紹介します。

長距離運転、疲れと眠気に勝つ方法

【連続投稿142日目】

 

夏休み、車でお出かけの方も多いことでしょう。

渋滞や長距離運転、疲れがたまりますよね。私自身も長距離運転は苦手です。自分なりの長距離運転時の対処方法をお知らせします。ご参考にしてください。

1.運転初めてすぐにコンビニに行き、栄養ドリンクとコーヒー、チョコレートを

  購入する。購入後はすぐに栄養ドリンクを飲む。

  

これはもうルーチンです。コーヒーは季節に応じてホットかアイス。チョコレートはビターではないもの。栄養ドリンクは決まっています。

リポビタンDスーパー

https://www.catalog-taisho.com/00810.php

 

色々試しましたが、これが一番眠くならない、疲れないです。

 

2.渋滞中にはまったら、時々大声を出す。

 

大声は、イライラや眠気を飛ばす効果があります。どんな言葉でも車内なので気になりません。

 

3.お笑い系のDVDを事前に借りておいて、思いっきり笑う。

 

こちらも2の大声と同じ効果があります。笑うとリラックスしますよね。社内なので遠慮なく、馬鹿笑いします。

 

色々と書きましたが、前提は前日はしっかり睡眠をとること。その上での対策となります。

 

Give & Take。ではなく、Give & Give。

【連続投稿141日目】

雛のように口を空けていても、親鳥からエサはもらえません。棚から牡丹餅といいますが、牡丹餅が落ちてくる場所にいる必要があります。つまりは、黙っていても仕事は来ませんし、打診すら来ないと思ったほうがよい。

自ら動いて存在感を示さないと、人は気づいてくれないし、動いてくれません。

だからこそ行動するのです。ここでは「与える」。見返りを求めるのではなく、与える。例えば、必要としている方に必要な情報を適宜発信する。こうしたちょっとした行動を積み重ねていくことです。

こうした積み重ねがいずれTakeとなって返ってきます。

この基本は、忘れないように行動していきます。