いい本か悪い本か

【連続投稿327日目】

 

本にはいい本と、悪い本の2種類しかない。

 

こう言い切れる出口治明さん。さすが稀代の読書家です。


絵本や児童書、漫画や学術書、純文学や古典の区別はないと思っています。教訓を得ることができる漫画もある。まったくつまらない純文学もある。それでも純文学がすぐれているという議論は、違うと思っています。

 

それを「いい本」か「悪い本」しかない、と表現した言葉に出会い衝撃を受けました。

 

これは日常生活にも当てはまりますよね。

ある情報ソースだけを信じて、その他は聞く耳を持たない。先入観だけで判断する。

そのような状況にならないように、様々な情報に接して感度を高めていきましょう。

もやもや感があれば変える。上手くいっても意図的にリズムを壊す。

【連続投稿326日目】

 

毎日ブログを書いていると、日常生活のパターンができてきます。通勤電車の中でスマホを使い入力しています。その後読書に充てています。従来は通勤時間すべて読書していたので、ブログを書く分当然短くなったわけです。

 

当初はこれで良しとしていたのですが、読書時間が削られることに対してどうもしっくりこない。読みたい本はたくさんあるのに。最近はこのもやもや感が大きくなってきました。

 

そこで、夜寝る前に記事を書き、朝それを投稿するだけという状態にパターンを変えました。一日に起きたことを振り返ることでネタに困ることもありません。そして読書時間が削られるストレスからも解放されます。

 

これでしばらくやってみます。

 

ある程度軌道に乗ったら、意図的にリズムを壊してみます。生活リズムがマンネリにならないようにするためです。マンネリからは新しい発想は生まれませんから。

 

 

必ず涙を流す作品 「レ・ミゼラブル」

【連続投稿325日目】

 

映画や音楽鑑賞、読書を通して感動する作品に会って涙を流すことはありません。ひとつの作品を除いては。

 

レ・ミゼラブル

 

 

ja.wikipedia.org

 

初めて出会ったのは2009年でした。19世紀前半の革命で混乱するパリを舞台にした、スケールの大きい作品に圧倒されました。何より心を打ったのは、徒刑囚のジャン・バルジャンが全身全霊で愛を貫き通す姿です。個性豊かな人物が登場しては死にゆく話もちりばめられ、愛を貫く姿に厚みを持たせます。

 

最初は本でした。

www.amazon.co.jp

 

その後、2012年に映画を観ます。

ja.wikipedia.org

 

毎回、泣くシーンは決まっています。歌では、

「I dreamed adream(夢破れて)」

「One day more」

「Do you hear the people sing?」

 

ジャン・バルジャンとコゼットが修道院に入って祈りをささげるシーンと、ジャン・バルジャンが亡くなるシーン。ストーリーの中ではここで間違いなく涙が出ます。

何回見ても読んでも聞いても。

 

ここしばらくご無沙汰していました。この本と出会ってから、またレミゼ熱に火が付きました。

https://www.amazon.co.jp/新装版-「レ・ミゼラブル」百六景-文春文庫-鹿島-茂/dp/4167590069/ref=sr_1_10?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB&qid=1581225433&s=books&sr=1-10

 

当分、この熱が冷めそうにないです。

 

FSC認証について学んできた。

【連続投稿324日目】

 

FSC認証をご存じですか。

https://jp.fsc.org/jp-jp

 

森林を適切に管理する。 そのような森林から伐採された木材を利用して加工品を生産・流通・消費者に届ける。 一連の管理方法とそれに由来する製品の認証を行うものです。

 

森林の環境保護に配慮し、地域社会の利益にかない、 経済的にも持続可能な形で生産された木材や加工品に与えられます。

地球上では、3. 5秒にサッカーコート1面分の森林が消失しています。

スマトラ島では、紙パルプ用植林地開拓のためのの自然破壊で、森林周辺に生活していた35百万人が生活の糧を失っています。

また、開拓のために障害となる虎や象の殺害も起きています。

盗伐も発生しています。海外だけの話ではなく、実際に日本でも起きています。

 

問題のない木材を使うために、 FSCでは10の原則を設けています。

https://jp.fsc.org/preview. fsc5.a-386.pdf

 

例えば、原則2では労働者の権利を謳っています。 働く人が安全確保されているかどうか、

認証審査の対象となります。

上述した先住民族については、 原則3でその権利が規定されています。

このように10の原則はSDGsと密接に関連しており、 17ゴール中14ゴールの達成に貢献

することを表明しています。

 

最近では、 マクドナルドが食品包装に使用する紙はFSC認証しか使わないと 宣言しました。

スタバやイオンなどでもその動きが出ています。

SDGsへの取り組みを標榜している会社が、 SDGsウォッシュになっていないか見分ける手段の一つが、FSC認証された資材を調達しているか。 この観点は見落としていました。

 

SDGsへの取り組みで、何をすればよいか迷っている方、 まずはFSC認証の商品を購入するところから

初めてはいかがでしょうか?

「けやき」の語源

【連続投稿323日目】

 

「けやき」の語源を学びました。

 

「けや」は「際立って目立つ」「美しい」といった意味の「けやけし」に由来するそうです。「けやけき木」の略として「けやき」。

昔は「つき(槻)」と呼ばれていましたが、これは「つよき(強木)」の略といわれています。

 

樹形が美しく、木材になっても木目がきれいで家具や建築用資材として使われるけやき。

 

埼玉県や福島県をはじめ、多くの自治体がシンボルにしています。

美しく、強く、目立つ。シンボルにしたくなるのもわかりますね。

芋づる式、読書マップ

【連続投稿322日目】

 

これは面白い。芋づる式!読書MAP。一冊の本に関連する本を次々とつなげていきます。出来上がった様子は、まさしく知の地図。

 

自分が読んだ本で読書マップを作ってみたらどうなるか。考えながら本棚を見て最初に目についたのは「塩狩峠三浦綾子著です。

塩狩峠

キリスト教→「イエスの生涯」遠藤周作

      →「ローマ人の物語塩野七生

→人間存在の意味→「君たちはどう生きるか吉野源三郎

        →「夜と霧」V.E.フランクル

→タイトルつながり→「峠」司馬遼太郎

 

記憶をたどって思いついたものです。意外と出てくるものですね。こんな感じで作ってみます。順次アップしていきます。

着眼大局とは言うものの…(つづき)

【連続投稿321日目】

 

(昨日の続き)

まずはしっかりと話を聞くこと。思いを吐き出してもらうこと。そして、大局と小曲がうまくつながっていない、理解されていない 事実を受け止めること。

 

その上で、大局を実現するためにどういったアプローチが必要なのか一緒に考えて、行動計画を作成すること。

 

トップダウンで抽象的な概念を押し付けられても、現場は動きませ ん。正確に言うと、動きはしますが魂はこもっていません。こんな状態はモチベーションが上がりようがありません。

 

ボトムアップで、やりたいことを責任もってできる環境づくりの大 切さと難しさを感じました。