大学生の意識の高さに刺激を受けた

【連続投稿433日目】

 

「オンラインとリアルが混じったカラフルな社会になって欲しいです」

 

今後の社会を色に例えると?との質問に、ある大学生が答えました。

 

この状況下でもオンラインを使えば人と仲良くなれる。オンラインで仲良くなれる人とは、リアルでも間違いなく仲良くなれる。

人と人とがつながるリアルな場所と、時間、場所の制約を見事に取り払ってくれるオンラインをうまく活用することで相乗効果が生まれる。

そんな意味を感じました。

 

年齢や性別関係なく幅広い方と接することで自分の知見が広がると信じています。

自分よりも一回りも違う方と話をすると、無機質な同年代の方と接するよりは何倍も得るものがあります。

最近の大学生は、、、なんて紋切り型の世代優位性を主張していたら、ミドル世代はあっという間に追い抜かれてしまいますよ。

知識を使いこなすために自分がどうなりたいか、ありたい姿を描く。

【連続投稿432日目】

 

 一昨日「知識を使いこなす術を手に入れよう」と題して、知識の奴隷にならないようにと、書きました。

https://blog.hatena.ne.jp/eitaroh7407/eitaroh7407.hatenablog.com/edit?entry=26006613573614565

 

補足の意味合いも込めて書きます。

 

私の戦略的思考はかなりシンプルです。ありたい姿を描く。現状とのギャップを認識する。ギャップを埋めるために、何をいつまでに実施するか、バックキャスティングでロードマップ化する。実行しながら軌道修正していく。決して目線は下げない。

 

知識を使いこなすのも、同じです。

 

1.自分は、何を武器に戦いたいか。どういった強みを磨いていきたいか。このように

  ありたい姿を描きます。

 

2.次に現状不足している領域を認識します。

  ここでは、領域が狭まらないよう極力多くのアンテナを張っていたいですね。

3.不足している領域の知識をインプットします。

 

4.アウトプットしながら知識を整理していきます。知識の引き出しを作るイメージ

  です。知識は使ってなんぼです。インプットだけでなく、適度なアウトプットで知

  識を2S(整理整頓)していきます。

 

こうしたステップが知識の奴隷にならないために必要だと考えています。

 

心地よくなったら変化を求めよ。

【連続投稿431日目】

 

心地よくなったら変化を求めよ。

日常化した毎日が心地よくなった時こそ、違ったことを行うよう自らを駆り立てる必要がある。

 

ここ連日ドラッカーの言葉をご紹介しています。

 

心地よくなった時に、そのままそこに居続けると、ゆでガエルになってしまいます。

 

ja.wikipedia.org

 

ビジネスの世界においてはこの考え方をしないと、競争には勝てません。居心地が良いまま既存のことだけをやっていては衰退していくだけです。

ぬるま湯からリーダーが率先して飛び出して模範を示したいところです。

しかし、もしリーダーがそのまま居心地の良さを取るなら、その場所からとっとと抜け出してよいと思っています。

 

自らを駆り立てるために必要なこと。

 

それは、社会の動きに敏感になること。アンテナを高く持って、幅広い年代の意見を聞き、感受性を磨き、自分で考えて、行動すること。

 

こうした訓練を日常生活で自然と行っていることができる人は、心地よくなったとたんに動き始めるんだと思います。

 

 

知識を使いこなす術を手に入れよう。

【連続投稿430日目】

 

「知的な傲慢を改め、自らの強みを十分に発揮する上で必要な技能と知識を身につけなければならない。」

 

「知識は道具である。知識の奴隷になってはいけない。知識の主人公になる。縦横無尽に知識を使いこなす。」

 

最初の言葉は、ドラッカー、2つ目は松下幸之助です。

 

言葉は違えど、偉人と呼ばれる方は同じ事を言いますね。

 

知識が役に立たないとは言っていません。最低限の知識は必要となります。今までの人生で得られた知識は財産です。大切なのは、知識を使いこなす術です。

 

持っている知識の総量が、優秀な人かどうかの決める基準だった時代はとっくに過ぎ去っています。正解がない時代なのです。

 

知識を使ってどのように課題を解決していくか、もとい課題を抽出していくかが求められる時代。課題を抽出するために必要な知識、課題を解決するために必要な知識。

 

それらを得て、使いこなす術を身につけるために何が必要でしょうか。

 

私はやはり、現地、現物、現認だと思っています。

自ら動いて現場に行き、状況を確認し、人から情報を得る。この経験の蓄積が、知識を使いこなす術を学ぶOJTだと考えています。

いくら知識を得ても、実践の場で使いこなせないならそんな知識は無用です。実践で得られた経験を一般化することで得られる経験知を数多く蓄積した人こそ、時代の要請に応えられる人材だと思っています。

 

 

何によって人に覚えられたいですか?

【連続投稿429日目】

 

「何によって人に覚えられたいか?」

「自らに問い続ける。これは自らの成長を促す問いである。」

 

ドラッカーが13歳の時、学校の先生から聞かれたそうです。

覚えられたいことを常に考えることで、今の自分からさらに成長することができます。

 

つまり、ありたい姿を描いて、現状とのギャップを認識し、そこに向かって課題を解決していくことそのものです。

 

この学校の先生は続けていったそうです。「今答えられるとは思わない。でも50歳になって答えられないと問題だよ。人生を無駄に過ごしたことになるからね」

 

一定年齢以上になったらある程度「何で覚えられたいか」固まっているものでしょうか?

人生100年時代、そしてVUCA時代。

過去の経験だけで覚えられたとしても、それが今後も通用する保証はありません。

だからドラッカーは言います。「今日でも私は、何によって人に覚えられたいかを自らに問い続ける」と。そうすることで、自らを異なる人物に仕向けてくれるからだと。

 

常に変わり続けようとする意欲は、いくつになっても持ち続けていたいものです。

 

チームの成果に焦点を合わせる。これがリーダーの役目。

【連続投稿428日目】

 

「チームの成果に焦点を合わせる。これがリーダーの役目」

 

昨日参加したオンラインサロンで聞いた言葉です。

スタンフォード式 最高のリーダーシップ」をもとにしたリーダー講座でした。

https://www.amazon.co.jp/スタンフォード式-最高のリーダーシップ-スティーヴン・マーフィ重松/dp/4763136887

 

 

冒頭の言葉は、ドラッカーの「経営者の条件」にも出てきます。

「貢献に焦点を合わせることが、仕事の内容、水準、影響力において、あるいは上司、同僚、部下との関係において、さらには会議や報告の利用において成果をあげる鍵である」(P78)。

 

貢献に焦点を合わせることで、目先の専門性や狭い領域での仕事ではなく、組織全体の成果を考えることができるようになります。

リーダーであるならば、組織を率いていくために幅広い視野、遠くまで見通す視点の高さが必要になります。そのためにチームが出す成果に焦点をあわせ、それを達成させるためにどのような貢献ができるかを考える。

結局、ギバーの精神なんだろうと思います。

リーダーにこそGiveのマインドが求められるのではないでしょうか。

 

 

 

賢く生きるための3要素「人・本・旅」(出口治朗氏)を思い出した言葉

【連続投稿427日目】

 

「思いつきは、自分の過去の積み重ねに過ぎない」

 

昨日、ある知り合いがおっしゃっていました。

 

全く見聞きしたことがない物事を、急に思いつくことはないでしょう。突然思いついたと思っていても、それは過去見聞きしたもしくは、体験したことが記憶の棚の奥深くに仕舞われていたものです。記憶が収納されている引き出しが、長いこと使われなかったため錆びついてしまったのに、何かのきっかけで突然開いて、頭上から降ってくる。そんなイメージかもしれません。

 

思いつきのアイデアがでないのは、それだけ経験が少ないから。

 

ライフネット生命保険創業者で、現在はAPU(立命館アジア太平洋大学)学長の出口治朗さんは、賢くなるために必要なこととして「人・本・旅」が大切だと常日頃仰っています。

 

思いつきを求めるなら、やはり「人・本・旅」でしょう。

この3つで経験を積む。蓄積する。

 

なかなかリアルに人と会い、旅に出ることは難しいかもしれませんが、SNS上では仮想旅行といった取り組みをされている方もいます。積極的に参加すると知見は広まります。

 

良い言葉に出会えた1日でした。