同じ本を読んでいても感じ方がこんなにも違うのか。
読書会を主宰していますが、毎回新しい気付きを得ています。
1冊の本を月1回、数回に分けてじっくり読み込んでいきます。
1回目は、参加者の考えていることをどんどん発言してもらいます 。関連書籍なども都度紹介してもらいます。
そのため話が拡散します。というよりあえて拡散させています。
参加者が芋づる式に紹介する脇道に逸れた話がまた面白い。
議論の中で出てきたキーワードを2回目以降で深掘していきます。例えば「AIvs教科書が読めない子どもたち」という本。
そもそも読解力とは何か、という疑問から「読解力」について2時間近く徹底的に議論しました。
ひとつ気を付けること。それは人の意見を否定しないこと。この点は参加者に守ってもらっています。
読書会のスタイルは様々です。本が好きな方が集まり、本について語り合うならどんなスタイルでも良いと思います。
ただ、「そもそもそれってどういうこと?」という素朴な疑問を深掘していく読書会は、ある意味哲学的で、知的好奇心が大いに刺激されます。
本好きの方、ぜひ自分なりの読書会を主宰してみてはいかがでしょうか。