お金に困る人、困らない人(その1)

【連続投稿17日目】

 

「お金に困らない人、困る人」松尾昭仁著(集英社) を読みました。
どのように考え、行動している人が10年後も食べていける人か。 著者の
セミナーや講演会などを通じて知り合った12000人との交流か ら分析しています。


「考え方」で8、「働き方」で9、「コミュニケーション」 で10、「ブランディング」で7、「魅せ方」 で7の要素に分かれています。


やれる理由を探す、とりあえず打席に立ってフルスイングする、 自分でルールを変更する、懇親会では交流に時間をさく、 などある程度実践できている項目が多かったのは確かです( だからといって10年後に自分がお金に困らない生活をしている、 ということではありません)。


ただその中でもっと注力したほうが良い点がいくつかありました。


・上のレベルの人と付き合う。
・健康のために時間とお金を使う。
・お世辞に「ありがとう」と言う。
・いつも勝負服をまとっている。


それぞれの分野で活躍されている方に日頃接する機会が多いのは確 かです。ただ理想とする「10年後の自分像」 が描けておらず漠然としているため、 漫然と上のレベルの方とお付き合いさせていただいているのでは、 と反省しました。何しろ相手に失礼ですよね。


運動が好きではないので、健康に気を使うということはないです。 暴飲暴食はしていないつもりですがこの点は読んでいて痛かったで す。


お世辞に「ありがとう」 と言えるほど自信家ではないと思っていましたが、 そうではないと本書では指摘します。 お世辞はコミュニケーションの大事な手段の一つ。「 頭は下げるために、口は褒めるためにある」 という言葉があるようにせっかく相手がお世辞といえど褒めてくれ たなら、素直に「ありがとう」と返せるように実践していきます。


服にはかなり無頓着です。これはまずいですね。 信頼できるかどうか見た目は非常に大きな判断材料となります。 いつもまとえるかどうか自信はありませんが、少しずつでも「 良いもの」を見につけるようにはしていきたいと思います。

 

1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人 https://www.amazon.co.jp/dp/4087861031/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_sDNQCbDMP99FV