【連続投稿37日目】
ファクトリエ山田社長が、とある講演で聴講者から出た質問「やらないことをどのように決めるのか」に対して、以下のように答えています。
「ただのアパレルにはならないというビジョンは明確。できないことはたくさんあるので、そういったものは最初からやらない。ではグレーゾーンをどうするか。自分たちがやっていいと思うものは全部やる。ビジョンに合致するなら時間がかかってもやる。しかしスピードは落とさないよう心掛けている。」
ドラッカーは著書「経営者の条件」で、「時間の収支は常に赤字である。 『優先順位づけ』だけでなく、『劣後順位づけ』を意識する」と述べています。
これらの考えに共通するのは、やらないことを決める勇気、だと思います。
その基準になるのは、自分自身のビジョン、価値観(著作家の山口 周さんは美意識と呼んでいます)に他なりません。
読書する、さまざまな価値観を持つ人と交わる、芸術鑑賞するなど で育まれる価値観。GWがちょうどよい機会ではないでしょうか。