自責と他責という言葉の危なさ

【連続投稿88日目】

 

自責と他責という言葉があります。読んで字のごとく、ですが、

自責とは、自分もしくは自社が原因。

他責とは、他人もしくは他社、自分ではコントロールできない外部環境が原因。

 

何か不具合が起きたら、自責と他責に分けて原因分析しようというものです。

最初聞いたときはなるほど、と思って早速試してみたのですが…

 

実際にやってみると、他責は、自分達でどうしようもできないものだから、対策の取りようがない。自分達は悪くない。悪いのはお客様の方だ、というミスリードになってしまいました。

 

売上が上がらない理由を、不況だからと他責にしてしまうようなものです。

 

人のせいにする時間があるなら、自分達のサービスや商品を、さらに磨きあげませんか。

どのようなお客様に嬉しさを提供できるのか、改めて考えてみませんか。

 

極端かもしれませんが、ビジネスにおいてはほとんどは自責になると思っています。

人のせいにした時点で負けです。