士業の存在価値

【連続投稿91日目】

 

「それこそが士業の存在意義だと思っています」

昨日お会いした、一級建築士の方が熱くお話しされていました。

 

お客様の真のニーズを聞き出す。人生相談に近い話をする。その上でお客様のためにならないのであれば、あえて「やらない」(つまり自分の儲けにはならない)提案をする。

別の解決方法があって、自分では手に負えない場合は、他の士業と連携して対応する。

 

ご自身は「私のやり方は遠回りかもしれませんね」と笑いながらお話しされていました。

「でも…」続けて出たセリフが冒頭の言葉です。

 

会社員時代は、業務ということでお客様のためにならない仕事もさせられていたようです。本当にこれでいいのか、と相当悩まれた時期もあったとか。

独立後は、多少遠回りしてもお客様のためになる提案をしようと決めたそうです。

 

同じ士業として、この言葉をしっかりと胸に刻みました。