プロの矜持を垣間見た。とあるディレクターとの会話から。

【連続投稿128日目】

 

あるテレビ局のディレクターさんから直接聞きました。

 

明石家さんまさんは、自分の番組を収録した後は編集に一切口を出さない。

自分はお笑いが仕事。編集は、編集のプロに任せるスタンスなんだ。

これはディレクターからしてみたらものすごいプレッシャーですよ。お笑い偏差値が90を超えるさんまさんから、編集作業をすべて任されている。」

 

「しかし、お笑いではさんまさんはプロだけど、ディレクターとしては我々はプロフェッショナルだと自負している。同じプロとしての仕事をする。そこに仕事の醍醐味がある。」

 

プロとしての矜持を垣間見ました。

 

もう一つ、印象深かった言葉があります。

「台本通り出演者がやってくれれば、最低でも80点の番組が作れるように準備する。しかしそれでは面白くならない。80点を目指して120点取れるように仕向けるのがプロ」

 

仕事をする以上は、プロであれ、という一貫した信念を感じました。

 

準備が8割、というのは共感します。ある事業者様へ訪問する際には、事前に調べられる情報は調べていきますよね。会社概要、理念や経営者情報、収益・財務状況は当然のこと、業界、競合動向、市場規模などの周辺情報も調べられるものは調べていきます。

引き出しを準備しておけば、経営者とお話をする際に色々と話を膨らませやすい。

プロは準備が8割。と言えるかどうかは置いといて、事前に8割程度の準備もできない人がプロを自称するな、ということは言えると思います。