【連続投稿158日目】
斬新なタイトルに思わず手に取りました。
「売上を、減らそう」中村朱美 ライツ社
https://www.amazon.co.jp/dp/4909044221/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_XMfzDbV8FW2HP
ブラック業界と言われる飲食業界において残業ゼロ、100食限定ランチのみ、国産牛ステーキ丼専門店。売り切ったらそこで営業終了。
従業員が働きやすい会社と会社として成り立つ経営の両立を目指し、本当に働きたいと思える会社を作ろう、ということでご夫婦で創業しました。
色々と刺さるエピソードが盛り込まれていますが、今日はそのうちのひとつをご紹介します。
事業を始める2か月前に、とあるビジネスプランコンテストで発表した時のこと。大学や経営の専門家などで構成される審査員から、「アホらしい」「うまくいくわけがない」と散々な評価だったそうです。飲食業界の常識から外れており、誰が見ても失敗すると思われたのでしょう。
それでも成功を納めます。
成功した後は評価が一転し「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞します。
このエピソードこそ、イノベーションを起こそうとする人とそれを摘み取ろうとする人の縮図です。
過去の常識に縛られた人が10人いて、10人賛成するアイデアなら尖っていない証拠です。9人反対するアイデアこそ光っていると思うのです。
過去の常識に縛られることなく、新しい取り組みを行う方をサポートしていきたいと、改めて思った本です。