従業員は経営者の鏡

【連続投稿177日目】

 

「俺がいなくても仕事は回る。俺は実務のことは何にもわからない。それでいいんだよ」

先日お会いした社長の言葉です。では社長の役割はというと、「会社の方向性を示し従業員にしっかりと理解してもらうこと」だそうです。従業員を信頼しているからこそ、このように言い切れるのでしょう。

 

一方で細かい実務のところまで口出してくる経営者がいます。実務が分かっていないにもかかわらず、「この状況だったらどうするのか、こういうパターンで見たらどうなるのか、メリットデメリットは何か」と問い詰め、挙句決断をせず無駄な資料作成ばかりを要求する経営者。

 

従業員が成長する会社、モチベーションが上がる会社、定着率が高い会社、新しいアイデアがどんどん出てくる会社がどちらかは明白です。

 

経営者の器が会社の器、とよく言いますが、従業員は経営者の鏡でもあるのだと思います。