【連続投稿239日目】
昨日は、「SDGs✖幸福✖経営シンポジウム」に参加してきました。
主催は、SDGs推進機構。
幸福学の第一人者、慶應義塾大学大学院教授 前野隆司氏の「持続可能な社会に必要な「幸福」について」の講演は刺さりました。
1.SDGsはそもそも何なのか。人の幸せ、社会の幸せを目指すもの。
本質的なことを忘れて近視眼になると不幸せになる。
そもそも地球をどうしたいのか、人間をどうしたいのか。こうした議論
をしっかりするべき。バッチをつけて満足していてはダメ。
2.社員が幸せになり、利益が出る。これが本来の仕組み。一方経営理念
に、社員の幸せが入っている中小企業は2.4%のみ。顧客第一主義が
27.6%と比べて、やはり少ない。
3.幸せになる4因子。
(1)第一因子「自己実現と成長の因子」(やってみよう因子)
主体的に何かをやっている人、変化をいとわず挑戦する人
(2)第二因子「つながりと感謝の因子」(ありがとう因子)
感謝する人、利他的な人は幸せ。みんなが利他的になると社会が
幸せになる。
(3)第三因子「前向きと楽観の因子」(なんとかなる因子)
自己受容できている人、欠点を受け入れられる人。みんな欠点だ
らけ。みんなで助け合えば何とかなる。細かいことを気にしすぎ
て自己受容できなくなるのはダメ。
(4)第四因子「独立と自分らしさの因子」(ありのままに因子)
人をうらやましく思わない。自分らしさを持つ、自分のペースを
守る人。
4つとも高い人が幸せであり、これは人種関係ない。
私なんかどうなってもいいからみんなが幸せになればいいという人はバーンアウトになりやすい。4つのバランスが大切である。
自分って幸せだ、と胸を張って言えます。