【連続投稿240日目】
石坂産業代表取締役 石坂典子社長の講演を拝聴しました。
テーマは
「夢と希望を叶える職場環境整備」と「持続可能な社会をつくる体験型環境教育」の実践
です。
廃棄物処理は、社会に必要とされる仕事なのに、多くの人が自覚していない。自分の子供にごみの分別の仕事をさせたくないのが親心。
だからこそ地域からも社会からも必要とされる企業じゃないと、永続しない。社会課題を解決する会社になろう。わたしたちの使命はなにか?と、社員に問い続けてきた。
自分たちで考えるようになった。従業員が変わった。
50周年を機に、CIプロジェクトを発足。50年後どういう会社になりたいか。従業員に考えさせた。
(写真のロゴはそこで考えられたものだそうです)
行動指針11項目も、社員主体でどういう会社になりたいか想像しながら話し合ってまとめてくれた。
どの仕事においても無意味な仕事はない。それを社員に分かってもらうのが社長の仕事。それが社員の幸せにつながるかどうかはわからない。しかし、せっかくのご縁で、一緒に働くことになった。仕事の意義、働く意義を分かってほしい。個の強みを最大限活かす仕事をしてほしい。
まずはやってみようよ、それくらいでは会社はつぶれないよ、と従業員に積極的に発破をかけている。
自分で決めたものに責任が持てる。自分たちが挑戦してやってほしい。行動できる人材に育つ。
真の教育とは、社会課題の解決を行動できる人を育てること。
経営者の側面を持ちながら、教育者の顔も垣間見られました。こういう経営者の方と一緒に仕事ができる従業員は、本当に幸せです。