働くとは、傍(はた)を楽にすること

【連続投稿259日目】

 

誰のために、何のために働いていますか?

 

働くとは「傍(はた)を楽にする」。語源のひとつという説があります。

はた、というのは他者のこと。他者の負担を軽くする、楽にすることが働くのもともとの意味。

 

働き方改革、という言葉があふれています。残業をやめて早く帰ることが働き方改革のように捉えられています。生産性を高めて、余裕ができた時間を付加価値が高い業務に振り分ける、自己啓発する、ということがもともとの趣旨だったかと思います。

 

「傍を楽にする」語源を考えると、働き方改革のイメージがちょっと変わってきませんか。今やっている仕事は誰かの役に立っているんだ、という意識付けを行うことでどんなに些細な仕事でも楽しくなる。いや、楽しくするんです。仕事に対する動機付け、意識付けを変えること、本当の意味の働き方改革って、こういうことではないかな、と感じました。