2020-01-30 作家の比喩って、何でこんなに飛んでるんだろう 【連続投稿315日目】 「歯医者さんの治療椅子の上の患者さんが、舌の上に寝転んでいるように見えてしまう。その舌の上に寝転んだ人にも舌があって、この入れ子状の構造はなんて美しいんだろう」 直木賞作家、川上未映子氏の発想に関するコメントです。 この発想が生み出す作品に、最近はまっています。こうした物の見方をするんだと驚く一方で、比喩が半端なく面白い。 診察台を舌に例えるんですから、その比喩力の方が一端がわかるのではないでしょうか。 作家のメタファーに刺激を受けて、頭の体操に役立てます。