作家の比喩って、何でこんなに飛んでるんだろう

【連続投稿315日目】

 

「歯医者さんの治療椅子の上の患者さんが、舌の上に寝転んでいるように見えてしまう。その舌の上に寝転んだ人にも舌があって、この入れ子状の構造はなんて美しいんだろう」

 

直木賞作家、川上未映子氏の発想に関するコメントです。

 

この発想が生み出す作品に、最近はまっています。こうした物の見方をするんだと驚く一方で、比喩が半端なく面白い。

 

診察台を舌に例えるんですから、その比喩力の方が一端がわかるのではないでしょうか。

 

作家のメタファーに刺激を受けて、頭の体操に役立てます。