弱き紐帯の強さ 大企業病を食い止める

【連続投稿319日目】

 

昨日の日経新聞朝刊に「大企業病を食い止める」と題した記事が載っていました。

本社管理部門の若手が、部門横断的なイベントを開催し他部門の方とゆるい繋がりを築き上げて、組織の壁を壊していく試みが紹介されていました。大変なご苦労や解決するための行動力が垣間見られました。

 

組織のたこつぼ化をいかに壊していくか。2000年代初めには、すでに議論されていた記憶があります。横串を刺していかないと、環境の変化に追い付けなくなる危機感は、当時からありました。

会社の寮や社食が復活したニュースが、一時期賑わせたのもその文脈で考えられます。

 

それから20年近く経った今、パラレルワークやサードプレイスの活動が広まって、「弱き紐帯の強さ」を実感する社会人が増えています。それを社内で実践しているのが、今回の記事です。

身近なところでは、会社内の中小企業診断士が集まって、勉強会や支援イベントを行っている事例があります。

会社の現状を憂いてばかりいて、何も行動しなければ、何も変わりません。自分達で横の繋がりを高めていきたいものです。