働き方改革と戦う経営者

【連続投稿331日目】

 

先日、とある経営者から働き方改革について伺いました。

 

開口一番「働き方改革と戦いたい」との発言。

その心は、

働きたければ働けばいい。休みたければ休めばいい。仕事をしていると勝負をかける時期が必ずある。そんな時に定時がきたから帰る、という働き方が正しいのか。

従業員は給料を増やしてほしい。であればみんなで頑張って増やそう。だけど休みたいだけ休めばよい。研究職などは、時間で縛られるものではない。

 

核心をついている言葉でした。

残業を減らせ、生産性を上げろ、と声高に叫んでも働き方は変わりません。時間と成果がリンクしていない研究や企画などは、時間で縛られる職種ではありません。

 

ここまで明確に、世間の流れに反論できる経営者。会社はブラックとは程遠く、従業員の皆さんが笑顔で生き生きと働いています。来客には元気に挨拶しています。ひとりひとりが責任をもって仕事に取り組んでいます。積極的に資格取得を奨励しています。辞めたければいつでもやめていい、門は開かれていると言いながら、離職率はかなり低いそうです。

 

これこそ働き方改革ではないでしょうか。