【連続投稿339日目】
国立科学博物館で開催された「ミイラ」展に行ってきました。
南北アメリカ、古代エジプト、ヨーロッパ、オセアニアと東アジアから43体のミイラが展示されていました。
自然になったものと、人工物。どちらもその時代を生きた人々の、息づかいが伝わってきます。
特に感動したのは、古代ローマ帝国時代(2000年前)支配下にあったエジプトのミイラ。「ローマ人の物語」(塩野七生)を読んで以来古代ローマが大好きな私としては、ローマ時代に生きた人と2000年の時を超えて「面会」できた感覚になりました。
ローマ帝国の人に会えた喜びとでもいえばよいでしょうか。しばらく動けませんでした。エジプトから発掘されたローマ遺跡の写真と横たわっているミイラを見比べながら、その当時の状況に発想を膨らませていました。
疑似的なタイムスリップ体験を楽しませてもらったミイラに感謝です。