本に自分をアジャストさせる。自分なりの読書法

【連続投稿362日目】

 

本の世界に向き合う心掛け。と言ったら大げさでしょうか。本の世界にのめり込み、読書を通した疑似体験をより豊かなものに する。そのために、やっていること、です。

  

それは、「本の文体、文章の流れ、全体のリズム、世界観に自分をアジャストさせる」。

 

自分の感覚にあった本を選ぶのではなく、本に自分を合わせていく 。

以前、読書しながらその本の色を感じる、と書きました。これもそ の一つ。その本の色を感じてくると、うまくアジャストされていることに気づきました。

  

これは、ビジネス書も小説も同じです。最初はアジャストできなくて内容が全く頭に入ってこなくても、我慢して読んでいくうちに、途中からアジャストされてくるようになります。

  

よく、途中まで読んでも合わないと思ったらそこでその本はやめて よい。埋没コストを気にするな。と仰る方がいます。全く正論です。途中でやめたくなる本に出会うこともしばしばです。

 

私は、アジャストしきれていない感覚があるうちは、途中でやめることはしません。
結果として、最後までアジャストできないまま終わる場合があり、 その際は「しゃーないな」と。まだまだ選ぶ目がないな。と割り切って次へ行きます。