withコロナ、afterコロナの生き方 徳本昌大さんの講演から

【連続投稿398日目】

 

年間1000冊のビジネス本を読み、毎日書評を書き続ける方。アルコール中毒を自ら克服した方。元広告会社勤務でコミュニケーション、ソーシャルメディアのプロ、上場企業の外部取締役、スモールM&Aアドバイザー・・・

 

どのように紹介したらこの方を一番説明できるのか悩んでしまうくらい、豊富な人生経験と多彩なご活躍をされている徳本昌大さん。

 

 

第40回目を迎えたサードプレイス・ラボ。節目にふさわしく、徳本昌大さんが「コロナ時代の新しい生き方 なぜ、パーソナルブランディング 行う必要があるのか?」と題してzoomで講演してくれました。

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コロナウイルスによって
 集まる自由が制限される。人と人が集まることが善だった時代は終焉した。Zoomやネットにコントロールされる時代。国家も会社も頼れない時代。

意味のない集まりがなくなる。

自分の意志を持たないと時間を浪費する 。

会議はテレワークで行えるが、イノベーションは起こせるのか?

通勤からの解放、孤独の時代をどう生きる?

自宅からどう人脈を作るか? どう情報を得るのか?

 

と問題提起します。ドイツのメルケル首相の演説を引き合いに、コロナは長期戦になる

なかで、どうすればよいかを解説してくれました。

 

遠隔でのコミュニケーション マネジメントを行う必要性がある。自分から情報を取りに行く必要がある。その一方で、コロナ時代は5Gの時代。見つけてもらうために価値ある情報発信が欠かせない。これが弱い紐帯の強さ(byマーク・グラノヴェッター)を維持するために必要不可欠である。見つけてもらうためには情報発信しないとダメ。発信していないのは存在していないのと同じと、厳しい指摘をしていました。

 

自分らしいつながりを作るために、「ギバーになること」byアダム・グラント

「GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代」

www.amazon.co.jp

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今回のコロナは革命。ウィズコロナからアフターコロナに起こることとして、

金融資本主義の終焉
 「サスティナビリティ(持続可能性)」や「地球環境保護」、「命」の重要性にシフトする。

 

助け合う共生型の社会になり、社員の幸福を優先する共生型の会社が生き残っていく。

とにかくチャレンジする。小さな実験を繰り返す。自分で考えて行動することが大事だよと、優しいながらも芯が通った声で語りかけてくれました。

 

そして、ソーシャルメディアを武器にする10か条として以下を挙げています。

1.専門家たれ

2.アウトプットで自分も回りも巻き込む

3.手を挙げる準備をしておく

4.緩い絆のコミュニティを築く

5.ソーシャルで出会い、つながり、リアルで会う(ソーシャリアル)

6.即レス、即アクションを心がける

7.Give&Giveで仲間を作る

8.仲間を見つけて、協力をしあう

9.伝える力を育てる

10.プラットフォームを作る

最後に、J・D・クランボルツの「計画的偶発性理論」を紹介し結びとなりました。

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今までの常識は全く通用しなくなります。結果を恐れず挑戦し続けることがさらに大切になってきます。「明日死ぬかもしれない時代。後悔しない人生を送りましょう」コロナを戦争に例えたリーダーになぞらえて、空襲警報の中いつ死ぬかわからなかったと語った方の戦争体験を交えながらお話しされました。

質疑応答で、情報発信に自信がない、怖いという方に対して

戦いなんだらか、もっと図々しくなったほうが良い、失敗したらどうしようなんて考えてない。どうせ発信しても最初は誰も見てくれない。でも継続すること。そうすれば必ず気にしてくれる人が現れる。」と回答していました。

 

「Give&Give&Giveで目の前の人を幸せに」をミッションとし、「まずはやってみる」で行動している身にとって、大変勇気づけられる言葉の数々でした。

情報発信の内容、方法などを見つめなおしてみたいと思います。

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