ドラッカー「経営者の条件」が、座右の書です。

【連続投稿413日目】


自分は何によって貢献すべきか。
いかなる成果をもたらすべきか。
それはいつまでにか。


アクションプランは、頻繁に修正していくべきものである。
柔軟性を当然のこととしなければならない。


変化を脅威ではなく、機会としてとらえなければならない。

 


私の座右の書といえば「経営者の条件」(ドラッカー ダイヤモンド社 2006年)です。
他のドラッカー本の中でも、一番影響を受けた本です。


https://www.amazon.co.jp/ドラッカー名著集1-経営者の条件-P-F-ドラッカー/dp/4478300747

 


線を引いている言葉から、いくつかピックアップしてみたのが、冒頭の言葉です。


初出は1966年。半世紀以上前の本なのに、主張していることは全く色あせていません。


この本は、自らをマネジメントするために、何を考え、どう振る舞ったらよいかが書かれています。


何よりも刺さるのは、自らが果たすべき貢献は何か、について語っている点です。


「貢献に焦点を合わせることで、自らの狭い専門やスキルや部分ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。」


この一文は、何度も線を引いています。


結局この考え方って、アダム・グラント「Give&Take」に出てくるギバーと同じですよね。ギブすることで組織全体に貢献する。


現在のビジネス系自己啓発本100冊読むならこの1冊で十分です。ほとんどがこの1冊に集約されています。


しかし、難点が・・・


ドラッカーは読みにくい。


最初の数ページで諦めた、という方何人も知っています。なので、安易にはお勧めしません。


ただ、同じ文章を何度か読んでいると、ふとした時に何かが分かるようになります。
だから、何度読んでも飽きません。読むたびに新しい気付きが得られるからです。