素直な心を持つために、松下幸之助が伝えたこと

【連続投稿414日目】

 

「自分の主眼で見ると、たいていはまちがう。客観的に物事を見る。つまり、素直にものを見ることが大切である」

 

松下幸之助は、朝起きたら「今日一日素直な心で無事にいかせてください」と心に念じたそうです。それを30年続けて、ようやく素直の初段になれると。

 

なんでもそうですが、10,000回続けたらその道を極めると言われます。30年毎日つぶやくということはほぼ10,000日。

 

それでも初段なのか、と思いますよね。

ただ、素直は、極めたと思った瞬間から、慢心に変わります。だからこその初段なんですね。ようやく初段。しかしまだまだ道半ばだと自らを戒めている。

 

逆に言えば、自分に都合よく解釈せずに、素直にものをみるためにはこれだけの時間がかかるとも言えます。

 

「今日も一日、素直な心でモノを見るように、素直な心で行動するようにいたします」

 

松下幸之助は、心で念じると伝えていました。今の時代、SNSで発信することで日々の行動が変わっていくかもしれませんね。