ねじめ正一さん、素敵な言葉ですね。

【連続投稿451日目】


常識の行き着くところは 膠着。
理屈が生み出すのは 妥協。
成熟さの行き着くところは 汎用。


囚人のジレンマを思い出してしまいました。


https://ja.wikipedia.org/wiki/囚人のジレンマ


各個人が合理的に選択した結果、が社会全体にとって望ましい結果
にならないという、あれです。


成長するにつれて、ひとりひとりが常識的な判断をしても、理屈で考えられるようになっても、成熟な思考を身につけても、そこから生み出されるものが面白みに欠けた妥協案だったり、どこかで聞いたことがあるような汎用的なモノだったり。
結果的に膠着状態に陥ったり。


閉塞感が漂う原因を探っていけば、常識、理屈、成熟さに行き着くことはよくありますよね。個人個人は至極まっとうな判断をしたとしても、その総和が必ずしも正しいとは限らない。


特に、変革期においては、従来の常識、理屈が余計邪魔をします。熟していないほうが余計よい。

 


直木賞作家で詩人のねじめ正一さん。冒頭の言葉、今の時代こそ噛みしめたいですね。


https://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/morimoto/2012/09/post133818.html