【連続投稿468日目】
「本を読むだけでは意味がない。本を読んで行動を起こしたかどうかが大切」
2012年6月30日、東大で講義した瀧本哲史さんは、300人の聴衆に語りかけました。
「100万部売れても、あぁ面白かった、で終わるのではなく、たとえ10部しか売れなくても、読んでくれた10人が読後に行動を起こしてくれるほうが良い。」
2年前にお会いした方も、似たことをお話しされていました。
「読書したら、ブログに書く、実践する、習慣化される。これが本当の読書。本を読んで終わっていてはだめですよ」
この言葉は、今でも私の心の中にしっかりと根付いています。
何か一つでも行動に移せるものを、一冊の本から見つけ出したいですね。
どんな些細なことでも構いません。昨日までとは違うことを、少しだけ実践してみませんか。
階段を一段ずつ上ることで上の階に行けるように、ちょっとした行動の積み重ねが、自分を成長させてくれます。
例えば、10,000部販売された本。その本から影響を受けて行動する人はどれくらいいるでしょうか。仮に10%だとして1,000人。そうです。行動した仲間が1,000人いるんです。ひとりではないんですよ。
だから、怖がらないでください。行動する仲間はいます。行動したことで仲間になってくれる人もいます。
自分は一人ではありません。
本を読んで行動する。これこそ最高の読書体験です。