半沢直樹が帰ってきたけど、気になったセリフから思い起こした。

【連続投稿486日目】

 

「プロパーは黙ってろ!」

 

2020年7月19日(日)から始まった「半沢直樹」。東京中央銀行の伊佐山部長が、子会社でセントラル証券の担当者に放つ言葉です。

金融業界で実際にこうした発言があるかどうかは知りません。多分にドラマで脚色されていると信じたいと思っています。

 

ただ、このセリフを聞いたときに思い出したのは、属性でその人を判断する人が少なからずいるということです。

出身大学、性別、採用方法、国籍・・・そうした属制でその人の能力や権限を縛っていないでしょうか。もちろんスキルの違いはあるでしょう。例えば、経済学部出身の社員に、化学的な知識を要する仕事は、普通は任せませんよね。逆に任せたらパワハラになりかねない。

ただ、同じ仕事をしているのであれば、属性など関係なく発言したり、仕事を進める権利は有しているはずです。

経験上、属性を気にして仕事する人は、正直言って、大した仕事はしません。

仕事ができると思う方は、相手がどんな人だろうと真摯に向き合い、話をよく聞きます。

 

ドラマのタイトルが「半沢直樹」と個人名になっているのが、どんな組織にも縛られることなく、自らの信念を貫き通すことを意味している。改めて昨日そうした感慨にふけっていました。