支援という言葉に対するイメージが変わりました。

【連続投稿495日目】

 

苦境にある人や団体に手を差し伸べること。

 

「支援」を辞書で調べるとこうした説明が記されています。この言葉には多分に強者が弱者に手助けするニュアンスが込められています。なんとなく上から目線的な印象が強く、それほど好きになれない言葉でした。

 

ただ、ある本に書かれていた言葉を見てその考えが変わりました。

「支援する姿勢は、相手の支援する姿勢をも引き出すことで、多くの場合自身に返ってくる。支援することは支援されることなのだ」

 

利他の気持ちで、相手の力になる。相手は支援されて感謝する気持ちを、他の誰かに渡す。それがまわりまわって自分に返ってくる。

支援するとは、決して一方通行や上下関係などではなく、お互いが支援しあう関係になるということ。

利他的な行為に、利用するという発想はないはずです。まずはギブが先にあり、テイクはそのあと。

ギブをし続けていれば、いずれは自分にも返ってくる。それが支援する行為と解釈すれば、堂々と胸を張ってこの言葉を使っていいのではないか。

 

私自身、支援という言葉が嫌でしたがそれに類する行為は行っていました。結果的に、直接間接的に支援されている、助けてもらっていることは多々あります。

 

支援しあう関係になれば、長期的な信頼関係が気付けます。そのために必要であれば、胸を張って「支援」します。