【連続投稿578日目】
ゴールを決めて、そこから逆算しやるべきことを抽出する。マイルストーンと誰が行うかを決める。
逆算思考やバックキャスティングと呼ばれる手法です。ビジネスマンであれば人口に膾炙した言葉ですので、詳細の説明は割愛します。
昔の上司からは、この逆算思考を徹底的に叩き込まれました。プロジェクトのスケジューリングをする際、実施項目の開始から終了を示す矢印を左から右（→）に書こうものなら大変厳しいお叱りを受けました。「矢印は左から右だ（←）」
つまり、ゴールが先に合って、それを起点にやるべきことを落とし込んでいくから、左から右への矢印（←）になるということです。
「左から右（→）」に矢印を書こうとすると、自分たちができるスケジュールで作業をしようとしてしまう。そうするとゴールが遅れ遅れになってしまう。そうならないためにも矢印の向きは気をつけろ。口を酸っぱくして言われたものです。
この思考法を教えてくれた上司には、今でも感謝しています。というのは、周りを見渡してもこの思考法が実践できている人がそれほど多くない。
上司から受けたご恩を、今度は私が他の人に送る番だと思っています。まさしく「恩送り」。
さて、早速恩送り、実践していきます。
