議論が迷走したら原点に戻る。

【連続投稿582日目】

 

会議などで議論が迷走した経験ありますよね。本来議論すべきことから離れて、本筋ではない議論に白熱し、結局決めなければいけないことを決められないまま時間だけが過ぎていく。会議の生産性が低い原因となっていますよね。

 

いつもやっているのは、原点に戻ること。そもそもこの会議は何のために行っているのか。いま議論していることは、「本当に」今必要なのか。あえてみんなに問いかけるようにしています。問いかけることで気づきを得てもらい、そもそもの話に引き戻すことができます。それでもその議論が、「本当に」今必要なら、続ければいい。

 

ただし、これができるのは、その会議の目的が明確である場合です。それがないと議論が迷走した時に、戻る場所がない。戻る場所がない会議ほど参加者が不幸になる会議はない。

 

私が社会人になったころ、ある営業部門で売り上げ予算をひねり出すため、という名目で徹夜の会議を行ったそうです。途中から、徹夜してでも売上を上げるんだ、と精神論に転じてしまいました。なんとそれが2週連続行われてたそうです。

結論は目に見えていますよね。会議室で、意識もうろうとしながら積み上げられた予算数字なんて、達成されるわけがありません。

 

こんがらがったら、糸を一本ぬけ。

以前あるコンサルタントから、コンサル現場での要点として教わった言葉です。

原点に戻る、今はこのように解釈しています。