金にfromは決めない

【連続投稿589日目】

 

「お金にfromは決めない」

 

ある経営者から聞いた言葉です。

 

↑ここまでのオープニングは、その経営者が「今の言葉ブログに書くでしょ。書き出しはこんなふうに!?」と言われたので、その通り書きます。それだけ読んでくれているということで、ありがたいです。

 

さて、冒頭の言葉。最初聞いたときは「ん?どういう意味だ?」と思いました。

 

生活するためパートナーにお金を渡す際、借金したお金か、利益から出たお金か言わず、ただ生活費として渡す、ということです。

お金の出所を話すと、事業の状況に口出されて守りに入り、やろうとしていることができなくなってしまう。思い切った投資が必要な局面でも、判断が鈍ってしまう。そうするとスピードが出ない。時期を逃してしまう。

仕事のグチは話しても、お金で困った話は一切しない。

その変わり、お金で困らせることはしない。数千万円の借金をした時でも、平然とふるまって、生活費を渡していた。切り詰めるようなことも言わなかった。

 

だいたいの人は、毎月いくら稼ぐ、そこから生活費を渡すと決めている。そうなると毎月の利益が減ったとき渡すお金が減る可能性があるので、思い切った事業判断ができない。

 

意図はこういうことでした。身近な人にこうしたことをできる人はなかなかいません。

 

何とも深い話ですね。先見の明がある経営者の話は、含蓄があります。覚悟や生き様を学ばせてもらっています。