【連続投稿606日目】
株式会社ほぼ日代表取締役社長の糸井重里氏。言わずと知れたコピーライターです。西武百貨店の「おいしい生活。」は一世を風靡しました。
「すいません、ほぼ日の経営」を読んでいます。注目した記述があります。
「コピーライター時代のぼくは、アイデアの供給源を頼りにする仕事は(中略
)いらないと考えていました。そんな仕事、クリエイティブじゃないぜ、と」
「チームで仕事をするようになって、ゼロから生み出すクリエイティブなんて、案外ないぞ、と気づいたんです」。
クリエイティブな仕事の根本は何かと何かのかけあわせだと思っています。人と人、既存のものと既存のもの。そうした掛け合わせからアイデアが生まれます。
供給源なく仕事ができるとは、やはりこの人は天才なんだな。
アイデアが舞い降りてきて、そこから無駄なものをそぎ落としてできてくるキャッチコピー。ただ、舞い降りてくるにしても、常にアンテナを張っていたり、物事を考えているから。そして、降りてきたアイデアをキャッチできる経験、それを形作るスキル。
こうした一連のプロセスから生み出されたものは、やはり美しいです。
こうした思考プロセスはビジネスにも応用できそうですね。