てらりーまん 慈永さんのお話

【連続投稿662日目】

 

サラリーマンとお坊さんのパラレルキャリア。「てらりーまん」として活躍されている

慈永さんがゲスト出演されるサードプレイス・ラボのイベントを聴講しました。

3rdplacelab.com

 

気になったポイントは以下の通りです。

 

1.何かを得るには、何かを手放す。何かを手放せば、何かを得る。

  
プラスマイナスの面、それぞれしっかり見ていく必要がある。
プラス影響ーマイナス影響=プラスかマイナスか で判断してしまう。これは人の命、地球の命 どちらが大事かを議論しているように感じる。
 
 
どちらも大切だということ。
 
何かと何かの差を取っ払う=差取り=悟り
 
AさんとBさん比べてどっちが優れている=差。こういう比較を取っ払うことが仏教でいう悟りとなる。
 
「これでいいのだ」 バカボンのパパが言った言葉は本質をついている。
 
2.2極化に流されない
今の時代、二極化の傾向がある。
白or黒
上or下
YesorNo
 
そうではなく、
 
白か黒か→灰色があっていい
上か下か→真ん中があっていい
YesorNo→わからないがあっていい
 
自分が思っていないのに、白か黒を決めなきゃいけない、そういう状況にならないようにしたい。
 
中庸。ちょうど真ん中。これが大事ではないか。
 
サイゼリアの「間違い探し」がある。しかし本当に間違い探しなのか。
右と左、どっちが正しいと言っていない。つまり「違い探し」
 
昭和の教育の影響で、日本は間違いを探す。
 
違い→存在の肯定
間違い→存在の否定
 
3.一如
いろんな角度から違って見えるように見えるものでも、同じもの。
 
例えば、パワーポイントのスライド、白地に白文字だと何も見えない。しかし黒字にすると白文字が浮き上がらる。また文字を黒くしても同様。
 
表は裏であり、裏は表である
 
 
4.情けは人の為ならず
しあわせなひとは、他の人を不幸にはしない。まずは自分の幸せを考えること。しかし自分が幸せになったとたん、他の人の幸せを考えなくなる傾向がある。そうではなく、自分の幸せと人の幸せを重ね合わせられるようになってほしい。
本ブログでもずっと主張しているペイフォワード(恩送り)ですよね。
 
優しい口調でひとりひとりに語りかけるように話すため、言葉が心に染みわたってきました。
間違い探しではなく、差を探す。この考え方が非常に気に入りました。
2項対立ではなく、差があるのを認識しながらも第三の道を見つける。このスタンスは今年もさらに磨きをかけていきたいと思います。