【連続投稿732日目】
イチローの引退会見に背中を抑える形で始めたブログ、毎日投稿すること丸2年となりました。これからも途切れることなく毎日配信していきます。
昨日は、読書会でした。課題図書は「ゆかいな仏教」(橋爪大三郎、大澤真幸著 サンガ新書 2013年)。
橋爪大三郎と大澤真幸のお二人が対談する形式で仏教について語ります。ちなみにお二人は、社会学者小室直樹のゼミ門下生です。
さて、本書。「ゆかいな」タイトルに惑わされて読み始めましたがレベルの高い対話にほとんど歯が立たず。おそらく内容の9割も理解できませんでした。
それでも、分かったこと、感じたこと
・仏教について、いかに何も知らなかったか、がよく分かった。
・輪廻転生、覚り、解脱の流れは、分かった。では「覚り」とは何か?
いつ、どこで、どんな状態で、何を覚るのか、もやもやした気持ちに
なった。
・宗教が求められる役割とはなにか。現在は月額制のオンラインサロン(オリラジの中田、キンコン西野など)がある。これらのコミュニティ
もある意味宗教的と言えるのか。その違いは何か。
・人間は、安心感を得たい。一人では生きられない。宗教に安心を求め
るのではないか。
VUCA時代のよりどころになるのは、宗教(的なもの)になるのか。混乱している時代だからこそ、人間は根源的なものに救いを求めるのか。
そのように言われている中、あまりにも身近にありすぎるがゆえによく理解できていない仏教を、考え直すきっかけとなりました。