【連続投稿781日目】
客側で記録に残る成果の集積を「仕事の量」という。客の記憶に残 るのが「仕事の質」。一方で、自分の記憶に残る成果、これを「 自己満足」という。
「ストーリーとしての競争戦略」で有名な一橋ビジネススクール教 授の楠木健さん。
仕事の量と質について、このように定義されています。
ポイントは、自分目線ではなく、あくまでも仕事を提供した相手目線であること。相手の記録と記憶に残ったかが、判断の基準になっています。
自分がこなしている仕事が多いかアウトプットの質がいいか、どう しても自分目線で判断してしまいがちですよね。
でも仕事は相手を満足させるもの。
自分が提供した仕事で相手が成果を出してくれた か、相手の記憶にしっかり残ったかで判断されるもの。
自分の仕事を自己満足で評価していませんか。
私はついつい、自分 はこれだけやったのだから、と思ってしまいがち。そこまで強い人間ではありません。
相手に価値を提供するならば、相手の尺度で判断すべき。
ごくごく当然のことですが忘れてしまっている自分に、 楠木さんは、厳しく指摘してくれました。