【連続投稿797日目】
安室奈美恵にサードプレイスは存在したのか。
どうでもいいと言えばどうでもいい。興味がない人から見たらほんとどうでもいい。
ただ、自分が興味があるものを掛け合わせると、どういった答えが出るのか、思考実験してみたくなったのです。
サードプレイスとは、職場でも家庭でもない第三の場所。中立的で、アクセスしやすい場所。会話で成り立ち、職業や社会的な地位など関係ない。常連がいるが、温かみがありだれでも受け入れてくれる場所。派手な存在ではなく、わざわざおしゃれしていく場所ではない。
安室奈美恵と言えば、プロフェッショナルの塊。仕事と家庭を大事にする女性。休日は、家でのんびりと過ごすことで有名。
これだけを聞くと、定義に厳密に当てはめたサードプレイスなどあったのかと思ってしまう。
ただし。職業や社会的な地位など関係なく、温かみがあり、中立的で、特別視しない
場所としてなら、それこそ「沖縄」そのものがサードプレイスだったのではないか。
もちろん、沖縄でもライブを行っている。ただライブが終わった後の沖縄は、彼女にとって、一個人としての安室奈美恵を受け入れてくれる、サードプレイスだったのではないか。
こうやって考えると、故郷、昔の友人、心のふるさと。こうしたものもサードプレイスとして存在しうるのではないか。
全ての定義を満たさなくても、参加する人が居心地がよく、他の人と分け隔てなく会話を楽しむことができれば、(自ら会話しなくても他の人の話を聞いて楽しめれば)それがその人のサードプレイスになるかもしれない。
そんなことを考えた木曜日。