遠藤周作「沈黙」で読書会を開催しました。

【連続投稿823日目】

 

神様はなぜ沈黙するのか。

 

神の存在、背教の真理、西洋と日本の宗教感の違い。

 

こうした根源的な問いにどこまで立ち向かえるのか、挑戦的な読書会を開催しました。

 

課題著書は「沈黙」

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映画にもなっています。

chinmoku.jp

 

島原の乱が鎮圧されて間もない江戸初期。キリシタン禁制の日本に潜入したポルトガル宣教師ロドリゴ。日本人信徒たちに加えられる拷問に接して苦悩する姿。そして背教。

 

自分の外にある西洋的な神と、内なるところにある日本的な神の違い。

2000年以上続く無形の宗教、なぜそれほどまでに続くのか。

本当の自分とは何か、根源的な問いに深堀すると宗教になるのではないか。

では、信じるとはいったい何だろうか。宗教で言えば救済にあたるのではないか。

拷問されても、踏み絵を踏まないほどまでに信じることができるものがあるだろうか。

 

結論がでないダイアローグを繰り広げました。悶々としましたが、アウトプットとインプットを短時間で行い、その間脳みそが動き続け、心地よい疲れが残りました。

 

悶々とするのも、読書会の良いところ。

 

ぜひ皆さんも読書会を開催してみませんか?