【連続投稿840日目】
心底から応援していいのか。果たしてこの場にいていいのか。観客、警備、そして走る人。それぞれ複雑な思いを抱えて、それでも自分がやるべきことをやるだけ。
オリンピック聖火リレーが埼玉県を通過しました。9日には桶川市、上尾市を走るので、雨の中見学に行きました。
浦安にある夢の国のパレードかと錯覚するように、音楽をかけてスタッフが踊りながらスポンサーの車両が通り過ぎていきます。
その間を、警察車両、護送車が通り過ぎていきます。
そして、遠くから見えてきました聖火ランナー。見事なトーチキスです。
沿道の方も、声援を遠慮しながらも優しく手を振って応援しています。
一方で、遠くのほうには「オリンピック反対」のプラカードを掲げた方もいました。
何とも言えない緊張感。そして高揚感を抑えて応援する観客。正直かなり人が集まっていましたが、控えめに応援している姿は、皆さん節度を守っている印象でした。
最後に、走り終わったランナーをゴールまで送り届けるバスに、思いっきり手を振りました。ランナーも満面の笑みで振り返してしてくれたのが、何よりうれしかったです。
いろいろ言われていますが、ランナーに罪はありません。「お疲れ様~」と小声で声掛けし労いました。