改めて、「世界は贈与でできている」、から。

【連続投稿854日目】

 

恩送り。ペイフォワード。見返りを求めずに、誰かに何かをすること。受け取った人は、また別の誰かにその恩を「送る」こと。

 

私の好きな本「世界は贈与でできている」(近内悠太 newspicksパブリッシング 2020年)

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E8%B4%88%E4%B8%8E%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B&adgrpid=104406424796&gclid=CjwKCAjwruSHBhAtEiwA_qCppk39rLivTSIw1PXQBli_z2rfwik7dR39jwExk3YD2hJsRfmlDB5TvBoCeuwQAvD_BwE&hvadid=448558831908&hvdev=c&hvlocphy=1009213&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=4998044835464667984&hvtargid=kwd-884216216118&hydadcr=18059_11164680&jp-ad-ap=0&tag=googhydr-22&ref=pd_sl_5mx25r2hls_e_p52

 

この本で強調しているのは、Giveする気持ち=贈与は、自分起点のものは存在しない点です。

今の自分は、誰かのGiveによって成長し生きています。親だったり、見ず知らずのGiveが巡り巡ってご縁をいただいたり。偶発的計画性もある種様々な人からの贈与が自分に巡ってきたとも考えてよい。

そして「贈与は、それが贈与だと知られてはいけない」と述べています。

贈与だと認識された瞬間、返礼の義務が生じてしまいます。その人に返礼したらそれは恩送りではなく恩返しになってしまいます。つまり「交換」です。

 

贈与されて今生きている。また自分は誰かに知らず知らず贈与しているわけです。なぜなら、人が生きている時点で、誰かに影響を与えているからです。

 

ただ注意したいこと。それは、意識してGive するとしても自分自身が楽しむことです。自己犠牲の精神で贈与するほど聖人君主な方はそうそういません。自分が楽しみながらGiveしていく。そうすると周りも楽しく、明るくなる。

夏休みに、ぜひGiveについて考えてみませんか?