絵本読書会を開催しました。

【連続投稿863日目】

 

大人こそ絵本を読むべきだと思っています。そこには簡単な言葉で書かれた真理が隠されています。どうしても文章で読もうとする大人をあざ笑うかのように、絵にメッセージを込めています。そして、読み聞かせされると、子供の時の懐かしい記憶がよみがえって、何とも言えない癒された気持ちになります。

 

昨日、絵本読書会を開催しました。課題図書は「せかいいちのいちご」(林木林 作、庄野ナホコ 絵、小さい書房 2018年)。

 

詳細な内容は伏せますが、簡単に言うと「喜びと量は比例しない」「人に分け与えずに独り占めしても、本当に大切なものを失っていく」。こうしたことが学べる本です。

 

仕事に対するやりがいと収入について、収入が増えてもやりがいがなくなっていく状況を自分に重ね合わせてコメントした方もいました。すごくその気持ちがわかりました。

 

また、最初に体験したこと。最初にもらったもの。この喜びをいつまでも忘れないでいたい。それを子供に伝えていきたい。

 

こうしたコメントもありました。

 

量をいくら獲得しても、無形のものが増えるとは限りません。いやむしろ減っていくでしょう。そこに創意工夫や、人に分け与えること、そうしたものがなければモチベーションが上がりませんよね。

 

ひとりひとり全く違う背景を持った人が、一冊の本を通して語り合う。やはり読書会はいいものだなと改めて思いました。

特に、絵本を通しての読書会。これをもっと広めていきたいと思います。