【連続投稿871日目】
課題とは何か。ありたい姿と現状のギャップです。課題があればあるほどそれは現状とありたい姿の差があるわけで、むしろ喜ばしいことです。逆に言えば、課題がないということは、現状がありたい姿になっているユートピアの状態か、ありたい姿を描けていないか、どちらかでしょう。
ここで、課題とは、ギャップだと言いました。コンサル的な発想なら課題を解決するために、「できていないこと」を抽出するから課題と言います。しかし目標達成に主眼を置くコーチングでは、「できていることはなにか」「ありたい姿に向けて、現状何%くらいできているか」「そこからさらに+10%上げるためには何をすればよいか」と問いかけます。目標達成に向けたアプローチの違いと言えるでしょう。
どれくらいできているか。を問いかける視点は、今までなかったので初めて聞いたときには新鮮でした。たしかにできていないことよりもできていることに目を向けて、そこからさらに上積みしていくにはどうすればいいか。それを自分が気付くことで行動に移しやすくなる。結局実行しないことには、課題も解決できませんし目標も達成できません。
自ら行動を促す手法として、コーチングの可能性を感じました。