バックキャスティングとフォアキャスティング

【連続投稿928日目】

 

現在と過去から未来を予測すること。未来の目標や状況を想定し、そこからげんざいなにをやるべきか明確にすること。前者をフォアキャスティング、後者をバックキャスティングと呼びます。

 

バックキャスティング思考が主流となっている印象を受けますが、かといってフォアキャスティング全てが否定されたわけではありません。過去の状況を学び、現在の状況を加味して未来を読み解こうとすること自体必要不可欠です。

 

そうはいっても、進むべき方向性が定まらないとどこに進んでいいのかわからなくなります。「VUCAの時代に、バックキャスティングではない。今あるものを市場に出しながら進んでいくことが必要だ」と言っていた方がいました。ある意味正しい。しかしどういう方向に進みたい、という北極星的なビジョンは、いくらVUCAとはいえ持っておく必要があるでしょう。

これも、二者択一ではなく、使い分けが大事だというお話です。