【連続投稿946日目】
人のふんどしで相撲を取る。
他人のアイデアを横取りして、自分の利益を得ることを意味しています。良い言葉ではないですね。
でも、この言葉、見方を変えると今の時代にマッチした考えになります。
自分が苦手なものを克服するために勉強したとしましょう。苦労して手法を覚えてそれを活かそうとする時間、変化が激しいこの時代どれだけ社会情勢が変わっているかわかりません。また、その時間があれば自分の得意ないことを活かして、付加価値を更に高めていく活動を行ったほうが良い。
勉強している時間、勉強が終わって習得したらその仕事を受けることができます。と依頼してきた方に言えますか?
であれば、苦手なことはそれを得意とする人に任せて、その人と一緒になってやっていけば時間がかからずに物事が進みます。
ふんどしが無ければ土俵には上がれません。土俵に上がるために他人のふんどしを借りる。そこで勝負して勝ち負けは自分の力量次第。
でも、土俵に上がるチャンスをくれた他人には感謝する。
こういう意味でとらえれば、他人のふんどしを借りることは全く問題ありません。むしろ堂々と借りましょう。
だって、土俵に上がらないと、勝負することすらできないわけですから。