今年読んだ本から3冊紹介

【連続投稿1005日目】

 

昨日開催した読書会で、今年の3冊を紹介しました。

私が選んだ本はこちら。

1.「家族写真」

www.amazon.co.jp

 

こちらは、福島第一原発から20kmを越えたところに位置する、南相馬市萱原地区で起きた津波の被害者を7年にわたり取材した記録です。福島では原発報道一色で、津波被害については、この本を読むまで私自身ほとんど知りませんでした。その無知を恥じたのと同時に、この事実をもっと広めるべきではないかと考えています。葛西千晶さんが取材記録した内容は映画にもなっています。自主上映できるので、2022年は自主上映会を開催することを目標にしています。今から計画していきます。

 

2.「廃炉

こちらは、1と真逆の、福島第一原発から見た本です。廃炉に向けて取り組む官僚、東電社員、携わる民間企業の方々の視点から、なぜ廃炉に携わろうと思うのか、胸の奥にあるものを描いています。

www.amazon.co.jp

3.「キングダム」

そして、3冊目。趣をガラッと変えた本。今年はとにかくキングダムにはまりました。中国初の統一国家、秦の始皇帝を描く本。始皇帝が中国を統一する過程をダイナミックに描いています。中国戦国時代の各国の権謀術数、それぞれが胸に抱いた思いや葛藤、合戦シーンを戦略の面から俯瞰している点など、魅力が尽きません。マネジメントとプレイヤーの違いなどビジネス面でも大いに学ぶことができます。

キングダム 63 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) | 原泰久 | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

これ以外にも、多くの本を選びたかった。素晴らしい本に今年もたくさん出会えました。

 

やっぱり、読書っていいですね。