紅白=男女、で良いのか。

【連続投稿1012日目】

 

12月27日の朝日新聞に「紅白=男女変わるか 二分に異論、制作側も議論」と題した記事が掲載されていました。
  

海外では主演男優賞、主演女優賞と言った男女区分けの受賞が無くなっている傾向にあります。
  

SDGsの観点からも男女を二分化する紅白歌合戦についてはいずれ議論になると思っていました。
  

個人的な感想としては、「意外と早かったな」との印象です。日本は人権、ダイバーシティについて、恥ずかしながら後れを取っている国。それを後押ししたの は、やはり東京オリンピックパラリンピックが開催された年と無縁ではないでしょう。

  

もともと紅白を男女にしたのは、戦後男女平等の思想が背景にあっ たそうです。時代の要請ですね。
  

その一定の役割は終えたのではないでしょうか。二極化して、どち らにつくかではなく、価値観が多様化している今、どちらでもない第三の道を受容する世の中になって いきたいものです。

  

この議論、私は非常に好意的に受け止めています。紅白=男女が伝統だという人もいるでしょう。
  

しかしたかが戦後からの話です。時代の変化に合わせて新しい伝統を作っていけばよい。

  

今後の議論に注目したいです。