新年らしく陰陽道を学んだ

【連続投稿1021日目】

 

桃太郎は陰陽道をわかりやすく伝えるためのお話だった。と聞いて「そうだよ!」と返事される方、素晴らしいです。陰陽道についてかなり詳しいですね。私は恥ずかしながら全く知りませんでした。

 

昨日、サードプレイス・ラボが主催する新年イベント「新年講話会 坊主と陰陽師が語る 「どうなる、どうする、令和4年」に参加しました。

 

サードプレイス・ラボはこちら。

3rdplacelab.com

 

陰陽師師範の古賀有紀さんと、サラリーマンでお坊さんの「てらリーマン」こと慈永さん。
このお二人によるお話でした。
まずは、陰陽道について、古賀さんから。陰陽道についてはほとんど知識がなかったのですが、目からうろこのお話ばかり。
2021年 辛丑(しんきんのうし)。そして2月4日節分から2022年壬寅(じんすいのとら)が始まります。雨露の砂堤と言われるこの年。水は流れないと淀んで濁ってしまうので常に流れ続ける必要があるそうです。
 
行動しながら学ぶ
学習しながら改革改良
常に未知の新しい分野を切り開いていく
好奇心を大切にする
責任、役目役割を全う
直観に身をゆだね、新たなことに挑戦し、創造していくチャンスの年
 
このように、何か行動を起こすためには最適な年。
 
さて、冒頭の桃太郎。
丑と寅の間、水(冬)と木(春)の移り変わり時期に表鬼門があります。それに対して、攻撃本能を表す金(秋)に配置される、申(サル)、酉(鳥)、戌(犬)を従えて退治しに行く。表鬼門と裏鬼門の間に土が配置されている、これは黄色であり、その象徴としてきび団子が出てくる。
 
簡単にいうと、こうしたことを暗ににじませているそうです。なんとなくですが、鬼を退治すること、サル、鳥、犬を従えていく理由、食べ物はキビ団子。その理由がわかりました。
 
日本書紀にはすでに陰陽道の記述が読み取れるそうです。それだけ東洋思想に浸透した考え方。もっと知っておきたいと思います。
 
てらリーマン慈永さんのお話はまた明日。