弱みを強みに変えるカーリング女子

【連続投稿1065日目】

 

4位上がりの私たちの最大のアドバンテージはラウンドロビーで他の3チームよりもたくさんのミス、たくさんの劣勢を経験できたので、私達は3点取られることも4点取られることも既に経験していたので、特にそこに関しては3点取られたって驚くことなく、1点アップなんだっていうふうな気持ちで冷静にエンドの展開を作れたのがすごく大きかったなと思います

 

北京オリンピック女子カーリング。準決勝スイス戦勝利後、吉田知那美さんのインタビューです。

「最大のアドバンテージは、たくさんのミス、劣勢を経験していること」

 

ミスや劣勢を強みに変えているマインドセットだけでなく、それをしっかりとプレーで体現しているところにチームとしての強さが出ているのだと感じます。

 

失敗した時は確かに気持ちもへこむし、周りからも怒られるし、涙も流す。それでもその経験を糧にして、次に活かすことで、成長する。

 

あるベテランコンサルタントが言いました。「若い頃はのたうちまわれ」

そのコンサルタントも若い頃先輩や会社から言われたそうです。決してブラックな職場ではなく、成長するためには、様々な修羅場を経験させることが近道だ、と言っているのです。

 

言葉は違えど、その本質を伺い知ることができたインタビューでした。