【連続投稿1127日目】
以前、ご高齢の方が風呂敷を大事そうに抱えていました。机の上にそれを置いて風呂敷をめくったら、なんとノートパソコンが出てきました。電源を入れてパソコン操作し始めたのです。
この光景を見た時、2つの教訓が得られました。
まず、高齢の方が風呂敷包みを持っていると、お土産物か何かかと思い込んでしまいがち。そうではなく、パソコンを風呂敷で包んで持ち歩くこの発想。まさに伝統と革新の融合ではないでしょうか。風呂敷は何でも包めるものです。当たり前と言えば当たり前のことですが、パソコンとの組み合わせは、全く発想しませんでした。
もうひとつ。高齢者だからパソコンはやらないだろう、という先入観。スマホだって使う方が増えている今、別にノートパソコンを持ち歩いて外で何か作業をすることだって、十分あり得るわけです。
先入観で物事を見てはいけない経験でした。