対話型絵画鑑賞イベントに参加しました。

【連続投稿1145日目】

 

1枚の絵をみんなで見ながら、感想を言い合う。対話型の絵画鑑賞イベントに参加しました。

オープニングで主宰者の方がお話しされたこと。絵画を鑑賞する際に普通の方は、目立つものばかりに視点が集中しがち。しかし美術教育を受けた方は全体を捉えるように、様々なところを見ている。全体を見て様々なことに気づいていきましょう。と。

確かに目立つ部分に視点が行きがちかも。

 

実際2枚の絵画を鑑賞しました。1枚目はこちら。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール クラブのエースを持ついかさま師

artmuseum.jpn.org

 

そして、2枚目は「ベアバックライダーズ」と言われる絵。1886年WHブラウンが描いたとされていますが詳細はわからず。

サーカステントの中、走っている黒い馬のお尻付近に男性が片足で立っています。その片足の膝付近に、両手を広げた女性が片足でバランスを取っています。黒い馬の右側にはピエロ、左側には鞭を持ち、横に伸びるひげを蓄えた男性の姿。

 

これらの絵をまずは観賞。鑑賞する際はタイトルも解説も一切伏せられます。絵だけをまずは見ます。その後みんなで感じたことを対話。そしてみんなの意見を聞いて気づいたことを改めてメモし、最後に共有。今回は、それぞれのタイトルまで考えるお題が出されました。

 

読書会をやっていても感じるのですが、ひとつの本、絵を鑑賞しても感じることは人それぞれ。こんな見方があるんだ!と驚きの連続でした。

そして気づいたこと。自分は人が言った意見ですごく刺さったものがあると、どうしてもその思考から抜け出せず引っ張られてしまう癖があること。

 

こうした気づきが得られたのも、良い経験でした。