天才を殺す凡人を読みました。

【連続投稿1165日目】

 

「天才を殺す凡人」(北野唯我著 日本経済新聞出版社 2019年)。

 

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面白かったです。

 

天才=創造性で評価。創造する。

秀才=再現性で評価、拡大させる。

凡人=共感性で評価、金にする。

 

この3者の価値を、同じ評価軸、KPIで評価している社会。拡大させる、金にする行為はKPIで評価されやすい。しかし、創造性は?これを評価する指標はない。

 

天才が殺される理由=大企業がイノベーションを起こせない理由と一緒=コミュニケーションの断絶。

 

イノベーションマネジメントシステムなるものを導入しようとしている会社があるが、そもそもイノベーションは、仕組みの中から生まれるものなのか。

 

会社で天才が生きる場所がなければ、天才が生きる場所を作る。会社の成長とともに、必要となる人材が変わる。天才が創造し、ある程度大きくなったら秀才が仕組み化していく。

 

自分も天才を殺してきたんだなと思いながら、この本を読みました。