【連続投稿1168日目】
「失敗の本質」を手に取ったことがある方、多いのではないでしょうか。
私も何度も読み、組織論について学ばせていただきました。
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫 と 18-1) | 良一, 戸部, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎 |本 | 通販 | Amazon
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」の言葉通り、経験の延長線上でしか物事を考えられない組織の末路。今から70年前の出来事と一蹴することができないほど、今の時代でも同様のことが起きている。
人の本質って、結局変わらないのではないか。とあきらめにも似た感情が、読後にわいてきた記憶があります。
多分、その感情は外れてはいない。一方で、何かを新しく立ち上げるとき、自分が関わる際には少しでも歴史から学んだことを活かそうと思うわけです。
失敗した事例の裏には成功した事例もある。日本軍は失敗したがアメリカ軍は成功したように。
今回、久々に「失敗の本質」に触れてみようと思います。「『失敗の本質』を語る」(野中郁次郎 日経BP 2022年)を読み始めます。感想はまた改めて書こうと思います。