ゆっくり、いそげ

【連続投稿1228日目】

 

「ゆっくりいそげ」クルミコーヒー店主 影山知明さんの著書です。

 

この本に自分自身大きな影響を受けていて、仕事のスタイルだったり、事業提案する際の参考にさせていただいたりしています。

中でも印象深いのが、第2章「テイクから入るか、ギブから入るか、それが問題だ」です。

出店する際に、ここに出店すれば月商○○万円くらいになるといったロジカルな話になる。しかしそれだけでなくむしろ、そのお店を通して来店客にどうなって欲しいのか。街に何を提供できるのか。自分たちが提供する価値で、街がもっと良くなってほしい。そんな思いが先行している。つまり、「ギブ」が動機となっている。

 

と書いています。

 

一方で、「ギブ」するためにも、儲からなくてはいけない。儲からないと持続的に「ギブ」し続けられない。自分たちの経営体力がなくなり「ギブ」をやめると、結果的に街を不幸にしてしまう。根本の動機は「ギブ」でありながら、「ギブ」の前提は自分達が儲かっていること。

 

この点は非常に重要だと思っています。